FXは外国為替証拠金取引と呼ばれるもので、為替の変動を利用した資産運用手法の1つです。
近年、個人投資家を中心にFX口座は毎年増加しています。
このFXの魅力は次の3つです。
まずは少額の投資から取引が可能。
2つ目はレバレッジを利用する事で、大きな取引が可能。
3つ目は24時間の取引が可能。
4つ目は多彩な通貨での取引が可能。
5つ目は短期売買も可能。
順に見ていきたいとおもいます。
まず最初の少額からの取引についてですが、自分自身も初めてFXをスタートした時は、おっかなびっくりで始めたので30万からスタートしました。
初めての取引はリーマンショック前の2007年でした。
通常、株や投資信託また外貨預金等では30万だとほとんど満足な取引は出来ないと思いますが、FXは次にあげるレバレッジを利用する事に、少額から大きな取引が可能になります。
レバレッジは例えば手元に1万円の資金があったとします。
レバレッジが100倍だとすると、その1万円んお100倍の取引、つまり100万の資金があるとみなして100万円分の取引が可能になります。
現在レバレッジは25倍に抑えられていますが、2007年当時は100倍でした。
つまり30万の手持ち資金から300万円分の取引が可能だった訳です。
そこに魅力があります。
通常の取引は10000単位からの取引になりますので、為替が1円変動すると、1万円分変動する事になります。
この10000単位を100倍のレバレッジであれば、例えば米ドルだとおよそ5000円くらいで取引が可能となります。
という事で30万の資金で100倍にてスタートしました。
為替のスピードはすさまじくあっという間に1万円マイナスに。
みるみるマイナスが膨らんでいき、せっかく始めた初めての取引がマイナスだ。
と驚いている間数十秒で取引が終了し、損を出しました。
その後慣れていくにつれて、損ばかりでなく益も出るようになりました。
一般的な外貨預金ではこのような短期売買も難しく、また大きな取引をするにはそれなりの元手がいります。
そこにFXの魅力があります。
なお、為替の魅力に取りつかれた自分は、寝る間も惜しんでパソコンで為替の動きを見ています。
為替は24時間市場が開いている為、休むことが出来ません。
眠い目をこすりながら為替を見ていると、間違って取引をしてしまったり、そのまま寝てしまったり。
落ち着かない日々を過ごしてしまいますがそれもまた魅力です。
多数の通貨を扱えるのも魅力です。
外貨預金や投資信託、外国債券ではそんなに種類はありませんが、クロス取引等様々な種類があります。
一時はニュージーランドドルでの取引を行っていました。
ニュージーランドは金利も高く、それなりに変動もするので魅力は高い通貨です。
ただ結局東日本大震災の影響で、数年間の利益数百万円がなくなってしまい、さらに数百万の損害を出してしまったので現在は安定的なドルやたまにユーロでの取引を行っています。
レバレッジを利用すると、あっという間に予想もしない損害を出すこともあります。
FXは魅力たくさんの資産運用の手法ではありますが、資金には余裕をもってから取引をしましょう。
でないとロスカットという、取引が強制的に終了させられてしまいます。
自分も何度もロスカットを受けました。
ただしこの取引は一度足を踏み入れると二度と出れない不思議な魅力があります。
自分自身のその魅力の取りつかれ、今も取引を行っています。