私の「 FX 」での体験および失敗談

不況が続くなか、一攫千金を夢見てFXをされている方は多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
今日はそんな私のFXでの失敗談を書きたいと思います。
私はFXを本格的に始める前に、テクニカル分析の本を読んだり、デモトレードを行ったり、あるいは手法について研究したりと、しっかり準備を整えいるつもりでした。
ところが練習ではできたことが本番では全くできないのです。
具体的にいうと、練習では絶対にエントリーしないようなところでも本番では、少しだけ儲けようと考え、欲望に駆られてエントリー。
あえなく逆行して損切り。
あるいは、せっかく良い場所でエントリーできても、含み益が含み損に変わるのではないかと恐怖心が芽生えてすぐに利確。
その後、当初考えていた方向にレートがぐんぐん伸びていくのにむかついて、レートが伸びきったところでエントリー。
押しや戻りなどの小さい逆行で損切り。
このように、感情をコントロールできずにエントリーと利確、損切りを繰り返した結果、じりじりと口座資金が減っていきました。
そしてこれで終わりではなく、次の段階が待ってました。
それはこれ以上負けられないという感情が生み出したものでした。
始めたばかりのころは損失の確定は早く自分でも満足していました。
後は感情的なエントリーをなくし、利確をできるだけ我慢すれば良いと思っていたのですが、口座資金が20パーセント以上減ったところで。
損切りが早くできなくなったのです。
戻してくれ頼む、プラマイゼロで決済させてくれ、と相場にお願いする始末です。
そして我慢できずに損切りしたところが天井や底でした。
良い場所でのエントリーは相変わらず、利確が早いままでした。
つまり相場での格言である、損切りを早く利食いを遅くの逆をやっていたのです。
相場は私の考えや感情など全く気にせず、動きたいように動くというのは百も承知でしたが、いざ相場に身を投じるとそんなことは忘れてしまい、感情に任せて動いていました。
このような経験からメンタルの管理とコントロールがいかに重要かを身をもって知りました。
まだまだ小さい失敗談はありますが、以上で終わりにします。

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